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まっする ―プロレス”興器”開発プロジェクト―


2022年3月制作

※企画・制作・彫金加飾を担当



高岡伝統産業青年会の有志メンバーで制作。プロレス×伝統工芸のコラボレーションにより、高岡の伝統工芸の魅力を伝えるべく職人たちの技を贅沢にあしらった凶器を制作。『凶器で反則』を『興器で販促』と言い換え、プロレスラーであるマッスル坂井氏(スーパー・ササダンゴ・マシンさん)の主催する『まっする』へ提供。大入りの会場はレスラー達のアツい試合と伝統技術の詰まった『興器』により大盛況となりました。

『凶器で反則』ならぬ『興器で販促』として制作したアイテムは「パイプ椅子 -撲即是空- 桐箱入り」「仏像でぶつぞう専用仏像」「本部席付近特化型興器 半鐘と木槌」の3点。当工房ではプロジェクトの制作を統括し、パイプ椅子への彫金加飾を担当致しました。




パイプ椅子は高岡商工会議所で廃棄予定だったものを活用。「まっする」に向けて特別仕様に改修いたしました。クッションは金襴・金襴緞子(きんらん・きんらんどんす)と呼ばれる生地に貼り換え、背面には『撲即是空』『撲』の文字をあしらった銅板を貼り付けました。酸や炎を使う伝統的な技法によって着色加工したあと、タガネと金槌で彫り込んでおります。



制作した興器はプロレスラーであるマッスル坂井氏(スーパー・ササダンゴ・マシンさん)の主催する2.9次元ミュージカルのプロレス興行である『まっする』へ提供。

2022年3月29日―31日に北沢タウンホールで開催された「まっする6~下北沢ONE PLUS ONE~」、2022年9月7日―9日に後楽園ホール・北沢タウンホールで開催された「まっする7~甲州街道はまだ夏なのさ~」で使用され、大入りの会場はレスラー達のアツい試合と伝統技術の詰まった『興器』により大盛況となりました。


©まっする

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